ものづく2023




231231 写真で振り返る2023年


 
231231 写真で振り返る2023年

 今年は旅行記事を書いていないが、どこにも行かなかったわけではない。
 20年後30年後にこの年は何もなかったと虚しく思うことのないよう、記録に残しておこう。


5月28日 Honda創立75周年イベント「浜松春まつり」

 今年はホンダにとって記念すべき年らしく、日本各地のホンダの工場でこのお祭をやっていたらしい。
 連休が終わってすぐに何のためにまた帰省したのかは記憶にないが、このイベントをやっていることを偶然知って参加。何十年ぶりかでバスに乗る。
 素晴らしい、自社やグループ会社でこんな豪勢なイベントをしているのを見たことないぞ。

いつも素通りする門。この中に入ることができる日が来るとは思わなかった。

おチビちゃんがクルマにペイント。航空自衛隊の飛行機でもやってたな。

重心移動で移動できるモビリティ、UNI-ONE。言うまでもないことだが、写真の人物は私とは無関係。

ロボット3兄弟。P2とかP3とか懐かしすぎるぞ。動いてくれたらもっと嬉しかったのだが。

魔改造の夜のアレも紹介している。もちろん現物を。

スポーツカーで超加速やドリフトを体験することもできる。残念ながら予約完了してた。


7月7日 人とくるまのテクノロジー展 2023 NAGOYA

 セントレア(常滑)の近くにできた愛知県国際展示場で開催。たしか自腹で行ったと思う。横浜ならともかく常滑なら自腹でもまあいいや。
 そのかわりといっては何だが、それほど真面目には見ていない。

私が手も足も出なかった自動運転AIチャレンジで好成績を取った大学チームのクルマ。

セントレアの無料施設、フライトオブドリームズ。実はこっちが主目的だったりする。


10月13日 スマート農業EXPO

 なぜこんな展示会を見にいくことになったのかは秘密。

まさかこんな展示会に行くことになるなんて。

メインで見るべきは植物工場用のLED。

スズキとダイハツが共同ブースで展示をしていたり、トヨタが地味に農業やってたり、
トヨタ紡織が農業というかオカルトというかなんとも怪しいことをやっていたり。

自律運転車。水や農薬を噴霧することができる。
農業展だから、ホビー用途とは比較にならないほど巨大なドローンなども展示されている。

 こういうイベントだからねこ車を電動化するユニットが展示されているのは当然として、食品サンプルのいわさきも出展していた。食品業界だけでなくより上流の農業関係でも、瑞々しいサンプルを旬の時期だけでなくオフシーズンも展示したいというニーズがあるのだろう。
 これらを見てタモリ倶楽部を思い出した(ねこ車食品サンプル)。なぜだろう。私は疑問に思いながら宿泊地に向かった。
 今晩泊まるのは津田沼のホテル。明日はMaker Faireに行くため、幕張と有明の間で宿泊したかったのだ。
 それで思い出した。今回津田沼を選んだのは新京成線のS字カーブを体験するためだった。そう、はじめからタモリ倶楽部モード全開だったのだ。


10月14日 Maker Faire Tokyo 2023

 この日はまず津田沼〜新津田沼間のS字カーブを体験する。
 朝一番で行ってみたいところはいくつかあるが、ここから遠くに行くのでは幕張と有明の間に泊まった意味がない。そこで台場公園やダイバーシティ東京などお台場を見て回ることにした。

 台場を築いたのは江川太郎左衛門英龍。英龍は地元韮山に反射炉を築いたことでも(静岡県内では)有名。
 静岡県の中学の社会科副読本では江川邸や反射炉が誇らしげに紹介されているのだが、同じ静岡県といっても伊豆なんて浜松市民にとっては名古屋よりも遠い場所。まったく興味がなかった。
 『風雲児たち』を読んではじめて彼の活躍を知り、それ以来台場に行ってみたいと思っていた。第六台場ではないが、ひとつ夢を叶えたぞ。

 ダイバーシティ東京では主にガンダムベースを見た。ガンダムは数年前にファーストガンダムをはじめて全話見たくらいでまったく詳しくないのだが、プラモデルの進化を目の当たりにし驚かされた。
 あとドラえもん未来デパートは物足りなかった。

 数年ぶりにyoneさんと再会し、昼食を食べてお台場からビッグサイトまで歩く。前日の展示会と午前中の散策とこの徒歩ですっかり疲れ切ってしまい、肝心のMaker Faireは十分に楽しむことができなかった。写真もまったく撮っていない。
 yoneさんに失礼なことをしてしまった、また今度楽しいイベントに誘うことで挽回しなくては。

ガイジンさんを含む何人かの観光客がいて、挨拶を交わした。

ただ放置されているだけに見えるが、砲台跡にはARアプリが用意されている。

ユニコーンガンダムはガンダムUCのMSだということは推測できるが
UCがどんなお話なのかはまったく知らない。

ちなみにこれが2012年のお台場ガンダム。撮影した携帯電話の機種は不明。
今年の写真は縮小してギザギザだがこちらはこれが本来のサイズと思われる。


10月29日 エアフェスタ浜松2023

 何年か前からエアフェスタ浜松は毎年見にいくことにしている。目的は飛行機ではなく、理由をつけて親の顔を見にいくためだ。
 少々趣味が悪いが、1982年のブルーインパルス墜落事故のYouTube動画をテレビで見ながら昔話に花を咲かせた。
 1982年といえば10歳だが、自分自身に関係のないこの事故はまったく記憶にない。

C-130Hのコックピットに、

出世大名家康くんが。

AWACS E-767は知っているがこんな小さなレーダー機E-2Dは知らなかった。日本に3台あるようだ。

これは10時30分の様子。ブルーインパルスが飛ぶ頃になるとこれの3倍くらいになる。


11月3日 ジャパンモビリティーショー

 東京モーターショーがジャパンモビリティーショーとしてリニューアル。今年は偉い人が「出張報告なんてしなくていいからみんな行け」と言ってくれたので軽い気持ちで見にいく。
 今回も泊まって翌日東京観光をするつもりだったが、三連休の初日だったためホテルが非常に高く、日帰りにした。金曜日が祝日だったとは知らなかった。
 Maker Faireのときは体力が尽きたこともあり寄り道しなかったが、今回は秋葉原でいろいろ買って帰った。
 自動車はオワコンという気もしないでもないが、少なくとも私が退職金を満額もらって定年退職するまではがんばってほしいものだ。

ランクルのエンジンを取り外しEVにした例(バッテリーは未搭載)。こんなに簡素になっちゃうんだ。
そりゃ自動車メーカーも部品メーカーも戦々恐々となるわけだ。

ダイハツのコンセプトカー「ビジョン コペン」は初代コペンに全振り。現行の2代目は失敗と認めるのか。
本当に発売されるのか。というか、ダイハツは今それどころじゃないか。

トヨタのブースは人ばかり多くてステージはまったく楽しめなかった。

スカイドライブ社の「空飛ぶクルマ」。そう名乗っているため関心以上にツッコミを受けている。

遊園地のライドなどを手掛ける三精テクノロジーズの4足歩行型ライド、SR-02。

ZMP社の警備ロボ、パトロ。導入実績があるかどうかは別として、市販されている。

スギノマシンのクローラ式小型作業ロボット。

ツバメインダストリの搭乗型ロボット、アーカックス。デザインは河森正治。


11月19日 NT名古屋2023

 北名古屋市のヨシヅヤの催事場…というのもおこがましい空きスペースの一角で開催。
 どうせ行くなら近くでほかに見るべきものはないかなと調べたところ、昭和レトロを楽しむことができる昭和日常博物館なるものが近くにあると知る。
 ここは無料ながらけっこう充実していて大いに楽しむことができた。次は平成生まれの息子と行きたいものだと思ったが、残念ながら私に息子はいないのだった。

 もちろんメインのNT名古屋も楽しんだ。Maker Faireとは違うニコニコ技術部がベースの工作物展示会、しかも会場がスーパーの一角。これまで見た展示会とは客層が違っているように感じた。子連れの若いお母さんとか、女子中学生とか。展示物も霧雨魔理沙のミニ八卦炉SOUND VOLTEX用自作コントローラーなどいかにもニコニコといったものが多かった。
 帰りにマルツ名古屋小田井店に寄ったが、日曜日は休みだった。庄内緑地公園の横を走り自動車学校を通り過ぎて庄内川を渡ったところで大学時代によねっカーもしくは渡辺カーでこの道を通ったことをいきなり思い出した。

なつかしアイテムが並んでいたり、

昭和の店舗を模していたり。

両親が結婚した際の仲人さんで私の名付け親の人(具体的な親との関係は知らない)の家がこんなだった。

親戚の家がこんなだった。テーブルに椅子だと冬にこたつが使えないじゃんと思ったものだ。

ナンバープレートを取得し、公道を走れる自作バイク。デゴチ氏の作品。

人外ドール。氏の作品。これは令和の自在置物だ!


12月2日 Hamamatsu Micro Maker Faire 2023

 浜松も電子工作の展示会も連続してしまっているが、自分に発破をかけるために参加。浜松での開催は今年で2回目。
 会場の浜松科学館は1986年にオープンしたときにも行ったし、大学進学してから高校時代の後輩の女の子を誘ってデートらしきことをしたこともある。去年の来訪は30年ぶりの来訪だった。

 去年はクルマで行ったが、今年はバスを使った。浜松ジオラマファクトリーなるものが街中にあると知り、こちらにも行ってみたかったのだ。
 たしか写真撮影可だったと思うが、1枚も撮っていない。

 Maker Faireは去年もしくは2週間前と同じ展示も少なくなかったが、大いに楽しむことができた。
 スズキやヤマハのほかローランドのもの作り同好会なども参加している地元感あふれる展示会だ。

スズキの内製AMR。当社の状況は秘密。

現物。LIDARで周囲を見てはいるが、動かしてはくれなかった。

ヤマハもといYマハ発動機の鳩時計ハト入れ機。下に見えるコントローラーのケースも自作なんだって。

ヤマハのサイトの採用情報にスペシャルコンテンツがある。大学生の智之くんも見てみてはどうかな。

 Micro Maker Faireは3月には刈谷でも開催される。出展するしないは別として、自分でもなにか完成させたいものだ。ゲームばかりしてるんじゃなくてな!


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